音感がないです

音楽関係()の雑記

なるべく綺麗なmixを作りたい〜セトリを振り返りながら〜

過去記事の削除に伴い初投稿です。

6月に機材環境を変えたので、確認と練習を兼ねて簡易クラブを開催しました。今回はそのセトリを振り返りながら、繋ぎやセトリ構築のお話(他のDJ記事にも書いてあるようなことしかないと思います。正解はひとつ!じゃない!!ので、ためになるなと思った部分だけ参考にしてください)をしていこうと思います。過去プレイを見つめ直すと上達するらしい

セトリはこちら

 

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選曲に関してはいい音(原曲)で揃えました。4つ打ちがほとんどです。

繋ぎに関してはいつもなるべく綺麗な繋ぎ(後述します)を意識しています。現地だとそこそこ雑でもテンションやらでなんとかなることも多いですが、一人でじっくり聴いたらとても耐えられません。

流れに関しては 序盤はEDM,BPM130で流れを作って激しくなく盛り上げます⇨中盤はBPM180まで徐々にあげ、間に打ち曲等を入れてトップを作り、上がりきった所に落ち着いた曲を流して終盤へ落とします⇨終盤は締めたくなったのであんな感じにしました(Climber's High!からラスまで)I'll be→I wanna beで締めてもよかったかなと思います。

 

こんな感じでセトリを作成する際は(選曲(テーマ)、繋ぎ、流れ)の3つを気にかけるようにしています。だいたいはこの曲使いたい!(この繋ぎがしたい!)といった感じで選曲から繋ぎ、流れが決まってくると思います。この時にテーマから選曲する場合は統一感が出て音楽的に綺麗なmixができやすく、ストーリーをイメージして選曲した場合はライブ感のあるエモーショナルなmixになるイメージです。どちらも繋ぎが自然と良いものになりますし、曲の順番も決めやすいので個人的にオススメです。個人的にストーリー的な選曲をするのは得意じゃないです

今回はいい音流したいなー(テーマ)から始まり、曲を選んでいたらBPM130~140が多くなっていたことと、盛り上がった後にLight Year Songを流したいなという気持ちがあったのでこのようなBPM変化の流れにすることにしました。もちろん130に始まり130に終わるのもアリです。最後ははやい打ち曲とかにしたかっただけ

ストーリーを意識してない場合は大体の選曲をした後に全体のBPM変化の流れを決めておくとこの後の曲順決めが楽だと思います。この曲はここで使いたい!というものがあると大きな助けになりますよ。

 

流れが決まったら繋ぎを意識しつつ曲を並べていきましょう。ストーリー意識の場合はすでに大体の曲順が決まっていると思いますが

BPM変化の流れに沿って低い曲から並べていくとBPM変化の流れを決めていない場合でもまず安直にBPMの低い順に曲を並べてしまいましょう)「この曲ここで入れる?」といったものや「ここの繋ぎよりこっちの繋ぎがしたい」といったものが出てくると思うので、それを自分の理想の位置に並び替えたりしているといつの間にかいい感じになってますが、綺麗なmixを作る以上基本は急激なBPM変化は避けるべきでしょう。

セトリの作成についてはこんな感じです。

 セトリ順なんて最終的には自分のセンス頼り・・・

 

次に繋ぎ(まずは曲順的な意味の繋ぎから)の話をしていきましょう。基本は以下の3つでしょう。

  • 楽曲のキーを意識したハーモニック・ミキシング
  • 歌詞や曲の背景など文脈で繋ぐ
  • 作曲者やアーティスト繋ぎ

このあたりは他のDJ記事にもありますし紹介だけにしておきます。

 

 

そうじゃない。どうやって綺麗に繋ぐねん!

お待たせしました。肝心の部分やっていきましょう。スクラッチ等技術面の話は一切しません。

まず拍と小節が合っていることが大前提です。もちろんBPMも。

カットインにしてもフェードインアウトにしてもこれは譲れません。ズレていると気持ち悪いです、必ず合わせましょう。DJソフト、アプリ共に拍と小節を表示してます、間違えているところは手直してあげましょう。

カットインはここさえ合っていれば大丈夫なのでフェードインアウトで繋ぐ時の話をしていきます。

  • ハーモニック・ミキシングを活かしましょう(万能で無いことは留意)(カットインのときにも違和感は軽減すると思います)
  • 長く重ねるとそれっぽく聴こえます。ロングミックスってやつですね。
  • 繋ぐときに合わせたBPMを違和感なく戻しましょう(次の曲のAメロに入るタイミングで戻すと違和感を抑えられます)

 

これ以上は曲によってこうする。みたいなことしか書けないので、タイトル通りセトリを振り返りつつ書いていきます。次の記事

litarialy.hatenablog.com

 

 

 

追記

 綺麗なmix、ようは流れるように聴けるものを作るこのやり方は 「作品」としての面が強く、ライブ感はほとんど無いと思います。現地ではマイクパフォーマンスを挟んだり、スクラッチをして繋いだりで「音を一旦止める」「急激なBPM変化」もあります。むしろそっちの方が普通だと思いますし、選択肢を狭めるこのやり方はあまりするべきではないでしょう。現地では楽しんで!